かぐや姫の物語

 

新宿バルト9で高畑勲監督最新作『かぐや姫の物語』観て来ました。
http://kaguyahime-monogatari.jp

急逝された地井武男の声がフルで入っているので切ない作品です。ち、地井さぁ~ん!
というか、かぐや姫の声は全国6000万人の女子も納得の圧巻のクオリティ。
あと伊集院光は右大臣なんて端役かと想ったら、5人のイケメン貴公子のしかもセンターでびっくり。

今回、感想は書きません。
なぜなら優れた感想がすでに多数書かれていますから。
とりあえずアニメオタク男子向けはこの辺り、
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20131127

女子向けはこちら、
http://mamiamamiya.hatenablog.com/entry/2013/12/02/100005
というかこの感想はほぼ完璧なのではないかというレベル。

 

非常に女子目線で創られているので、女子は観に行っても損しないと思います。
あと、絵かき的には閉じない線のアニメーションは近年全く作られていないので、見てて面白みが感じられるんじゃないかと…。

個人的には、『姫の犯した罪と罰』というあおりと、137分という長編から、竹取物語を掘り下げるのではないか?と予測していたのですが、かぐや姫を丹念に描写するという方向性でした、いえそれは素晴らしいんですけれども。竹取物語って、月の世界から見たかぐや姫の犯した罪を濁世でどう償うか?という目線がありまして、それは書かれてはいないんですけれども、原典に伏線としてはあるわけです(※詳しくは文学分野で調べてみてください。)それを描くのかと思っていたんですが、踏み込んでませんでした。いえ、子供も老人もみんな観るのでそれでいいとおもうんですけれども。

とりあえず、かぐや姫ではなんらない男の足幡(※というか幼稚園の劇で俺はかぐや姫の衛士の役でしたよ。)は、そういえば小学生の頃竹取物語の第一章を丸暗記したなぁ(※クラスで一番だった)とかも思い出したわけで、それは「TDLに生涯三回行く。」といったレベルではない時空のループ(再接触)であり、これは日本人としての回帰であります。この国で生まれ、この国で育ち、この国で老いてこの国で死ぬんだ、それでいいんだ!というメッセージを受け取りました。おもに地井武男さんのせいかもしれません。

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